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市ヶ尾校ブログ

《市ヶ尾校》【大学受験】私立専願の過去問はいつから?私大対策と共通テスト対策の優先順位と進め方

私大の過去問と共通テスト対策、どちらを優先すべきでしょうか?

結論から言うと、私立大学を第一志望とする私立専願の受験生は、秋(9〜11月頃)は私立の過去問演習を最優先に進めるのが基本です。

■共通テストより私大の過去問を優先する理由

  • 大学ごとに出題傾向があり、慣れるのに時間がかかるから
    私立大学の一般入試は、大学や学部によって出題傾向が大きく異なります。そのため、制限時間内でどう解き進めるかという実戦的な慣れが必要です。
    この感覚を身につけるには一定の演習期間を要するため、秋の早い段階から私立の過去問に取りかかる必要があります。
  • 共通テスト特有の形式には、直前期の演習で対応が可能だから
    私大対策を通して知識の定着や長文の読解力を高めておけば、共通テストで問われる基礎学力は自然とカバーできます。共通テスト特有のマーク式やデータの読み取り問題は、12月以降の集中的な演習でも対応が可能です。
    秋から共通テストの形式演習ばかりに時間を使ってしまうと、最も時間をかけるべき第一志望の私大対策が後回しになってしまうため注意が必要です。

■過去問演習の3つのステップ

過去問は、ただ解いて結果に一喜一憂するためのものではありません。自分の現状と課題を整理するツールとして活用しましょう。

  • ステップ1:本番と同じ時間で解き、課題を把握する
    まずは志望校の過去問を、本番と同じ制限時間で解いてみます。最初の目的は完璧に解くことではなく、「時間がどれくらい足りないか」「どの形式で解きにくさを感じるか」といった課題を洗い出すことです。
  • ステップ2:正答率を出し、失点の原因を分析する
    多くの私立大学では過去問の配点が公表されておらず、得点調整(偏差値換算など)もあるため、単純な点数だけで合格ラインと比較するのは困難です。そこで、まずは「正答率(正解した問数 ÷ 全問数)」を出してみましょう(一般的には7割〜7割5分が一つの目安になります)。
    そのうえで、「知識不足か」「時間不足か」など、失点の原因を分析します。
  • ステップ3:失点原因に合わせて参考書に戻り、弱点を補う
    分析した原因に合わせて、普段使っている参考書や単元別問題集に戻って復習します。

    • 知識不足なら → 該当単元の参考書や単語帳の再確認
    • 時間不足なら → 長文の速読練習や、解く順番の見直し

「過去問を解く → 浮き彫りになった弱点を参考書で克服する」というサイクルを徹底することが、着実な得点力アップにつながります。

■共通テスト対策への切り替え時期と両立のコツ

共通テスト対策に本格的に入る時期は、共通テスト利用入試の志望度によって調整します。

  • 共通テスト利用の優先度が低い場合
    一般入試が本命で、共通テスト利用はあくまで併願枠の一つというパターンです。この場合、共通テスト対策は12月後半もしくは年明け以降の直前期に集中して行います。過去問や予想問題集を使い、問題形式への慣れと時間配分の確認を中心に行いましょう。
  • 共通テスト利用でも手堅く合格を狙いたい場合
    共通テスト利用入試でもしっかり結果を出したい場合は、12月上旬頃から少し早めにスケジュールを組み、並行して対策を進めるのが効果的です。
  • 私大特有の感覚を維持する
    共通テスト対策をする12月〜1月前半も、私大の過去問に触れる機会を完全になくさないでください。私大特有の長文を読むペースや、細かい知識への対応力が落ちてしまいます。数日に1回は私大の過去問や類似問題を解き、感覚を保ちましょう。

■まとめ:第一志望の過去問演習を軸に進めよう

直前期までに残された時間は限られています。だからこそ、学習エネルギーを第一志望の対策へ優先的に使うことが大切です。

まずは手元にある第一志望の過去問を1年分、実際に解いてみることから始めましょう。現在の自分の立ち位置を客観的に把握し、「いま、何に時間を使うべきか」を見極めることが合格への第一歩です。

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